スーパーの外のベンチで何やら楽しそうにお喋りを始めるお二人のお姉様方。
お年は80代かな?
それぞれに、帽子被ったり、カート引っ張ったりして来たようで、一休み中な感じ。
いいなぁとほっこりして見入ってしまった。
こんな風になれるといいなぁと。
ここからは、私の妄想で、
「こんにちはぁ。楽しそうですねぇ。
仲良しさんで良いですねぇ〜。
お二人はずっとお友達ですか?
私も、お二人のように歳を重ねたいと思う1人なのですが、私の歳の頃、どんな風に感じてました?」
などなど、聞いてみたい事が沢山ある。
先日、車中のラジオから今井美樹さんが一時帰国されていて、出演していた。
還暦を迎えられたそうですよ。
ラジオなので、お姿は見えないけれど、声はあのまんま変わらず、素敵な感じでした。
その中で、彼女が
「60歳まではもやーっとした中に居たのが、60歳の誕生日になったら、パァッと霧が晴れたような感覚がした」
と話してた。
「わかるぅぅ!」と思わず声に出したよ。
何なんでしょ?この感覚???
私だけかな?と思ってたので、やっぱりそういう人いたのねぇと嬉しくなりました。
なんでかね?
見えてる景色は同じなのに、感覚が違うんだわねぇ〜。
こういう事って、人には言わないのか?
こうやって、歳を重ねるのか?
さみしかったり、肩身が狭い感覚だったり、惨めまでは行かないのだけれど、言葉には出来ないような感覚は、経験を何度もした。
そんな事をもっと、教えて貰いたかったなぁ。
学校じゃ教えない大人の事。
そう思うと、いつも思い出すのは、祖母の事。
もっと沢山話したかったし、教えて貰いたい事沢山あった。
そして、どんなに寂しい思いをさせていたのかと涙も出る。
思春期になって、おばあちゃんの事を毎日考える子なんてのはほとんど居ないと思う。
自分もそうだったね。
友達との事が楽しくて楽しくて。
でも、自分がその立場になったら分かった。
遅いんだよ!
そして、こんなに寂しい思いするのかと…。
自分が、そうして来た事をされてるのか??
寂しいねぇ〜。
風のように去るにはまだ早いけど、お手本にしたい先輩たちの生き様をよーく見ておこう。
毎日が大切!
今日もいい事沢山あったし!
また明日!